「実用Git」読んだ
「実用Git」読んだ
- 作者: Jon Loeliger,吉藤英明(監訳),本間雅洋,渡邉健太郎,浜本階生
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 大型本
- 購入: 7人 クリック: 287回
- この商品を含むブログ (45件) を見る
Git の動作原理を、内部設計レベルから学ぶことができる本。
最初の 3 章はチュートリアル的な感じでスッと読める。
4 章で .git ディレクトリ内に隠されているオブジェクト (ブロブ、ツリー、コミット、タグ) とインデックス、 さらにそれらの SHA1 ハッシュによる管理について解説がなされ、 Git 内部のシンプルな仕組みを理解することができる。
4 章の内容が全ての基本で、ここを理解すれば、その後に続く章の内容も明快にわかるようになっている。 4 章を読むためだけでもこの本を買う価値はあると思う。
Git 内部の動作をブラックボックスとして見ているままだと、コミットグラフに手を加えたくなったとき、実際に何が起こるのか良くわからず、恐る恐る作業することになる。それは時間的にも Git 的にも効率が悪くなってしまうのでやっぱり良くない、内部の仕組みを理解して、 Git をもっと効率的に使えるようになりたい、と思って読んだので、良かった。