RxJS 5.0.0-beta.12 を 5.5.12 に上げる仕事

業務で扱っているフロントエンドのコードが RxJS を使っていて, そのバージョンが 5.0.0-beta.12 というものだった.

2016 年 9 月に出たバージョンでわりと古く, 最新は 6.5.4 とかで, 昨年末には 7.0.0-alpha.1 がリリースされていて, 公式ドキュメント には 6 系のコードしか載っていないので, どこかのタイミングで手をつけられるうちにアップデート業をやらんとな〜と思っていたので最近シュッとやった.

まずは大きな Breaking Change が無い 5 系の最新にまで上げられれば良いかということで, 5.5.12 までの CHANGELOG.md を読んで影響を受ける箇所がないかざっと確認したり, "rxjs-es" の名前で npm i してたんで "rxjs" に変えたり *1, fromEvent に気づかないうちに虚無を渡していて例外が出る*2*3 ようになっていた箇所を直したりした.

そんな感じで 5.5.12 まではそれほど労力をかけずに上げられた. 6.x に上げた後は compat を落とすところが大変だと思ってまだやっていない.

ライブラリのアップデート業って別に現状動いているから優先度は高くはならないし, ドキュメントとか CHANGELOG とかを読むことが主な作業なので自分のプログラミングの能力が上がるわけでもないけど, 優先度の高い仕事に追われて疲労してやる気が尽きたときとかに優先度が高くない仕事をマイペースでやってやることで, 自分が贅沢に使える時間を確保できている感覚が得られるというか, 人間らしさを取り戻せる, 丁寧な暮らし (??) みたいな? そういうあれです. だなーと思ったのでアップデート業は最近よくやっています.